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組織の価値観、個人の価値観

 組織には価値観がある。そこに働く者にも価値観がある。組織において成果をあげるためには、働く者の価値観が組織の価値観になじまなければならない。同一である必要はない。だが、共存できなければならない。さもなければ、心楽しまず、成果もあがらない。
 強みと仕事の仕方が合わないことはあまりない。両者は密接な関係にある。ところが、強みと価値観が合わないことは珍しくない。よくできること、特によくできること、恐ろしくよくできることが自らの価値観に合わない。世の中に貢献しているとの実感がわかず、人生のすべて、あるいはその一部を割くに値しないと思われることがある。

出典:
 『プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか』 P・F・ドラッカー 著 / 上田惇生 訳 (ダイヤモンド社
 117/117-118頁「価値観を優先する」より
 初版:2000年6月9日
 #ドラッカー自身から「もっとも親しい友人」「日本での分身」と言われている
  上田惇生先生のWEBサイトはこちら
 #上田惇生先生主宰のドラッカー学会
 #ドラッカー学会ブログ
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****************************

 ドラッカーは、このように述べ、自らの経験を振り返り、

 つまるところ、優先すべきは価値観である。


 と結論づけています。

 わたしが好条件の出版社勤務を辞め、フリーランスに転進の後、自社を興すに至った理由も、まさにこの「組織(会社)と働く個人(自分)の価値観が相容れなかった」からでした。
 ありがたいことに、辞職まえには、異例の好条件をいただいていたので、わたしの強みには合致していたといえるのでしょう。

 結局、わたしは自分の価値観を優先したのです。

 組織と個人の価値観が相容れないことは、お互いにとって不幸なことです。
 組織にとっても成果が期待できないし、個人にとっても幸せを感じることが難しい。


 ただし、最近振り返って思うのは、

「価値観であるとか、自己実現、社会的使命や貢献というもの無形財産を追求するのは、
 ある程度、収入などの有形財産や、
 訓練によって磨ける技能、能力などを築いてからにすべきだ」

 ということ。


 たまに「こんなところで働くのは時間の無駄だから辞めます」「大川内さんみたいに会社を辞めて起業します!」などなどのお便りをいただくことがありますが、

 わたしは会社勤めが無駄だと思って辞めたわけでもないし、実際にこれまでの仕事での経験はいまに生きていて、無駄だったことなんてひとつもありません。

 また、わたしの決断は、計画的に資金を貯めて、組織に求められるだけの能力や技能を身につけてから行った決断です。

 まずは、いまいる環境で、自分を試せるところまで試して、磨けるだけ磨いてからですよ。


* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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【2007/03/25 23:27】 | よりよい仕事をするために | トラックバック(0) | コメント(4)
本は買って読む!

ビジネス書は自腹を切って買うのが、本来の買い方ではないかとわたしは思います。なぜなら、会社のお金で買った本は、書き込みをするのもためらわれるし、借り物という意識がまとわりついて、せっかく読んだことが頭に入らないのです。
 また、身銭を切るからこそ、「元を取ってやろう」とか、さらには「一〇〇倍のリターンを得てやろう」という意識が働き、真剣に読むからです。自分の懐から出たお金で買った本と、あてがわれた本とでは、脳へのしみ込み方が違います同じ理由で、図書館から借りて読むのも、おすすめしません
 また、レバレッジ・リーディングでは、本に線を引いたり、書き込みをしたりして、一冊の本がボロボロになるまで徹底的に使い倒します。そのためにも、本は人から借りるのではなく、「お金を出して自分のものにする」ことが前提条件です。

出典:
 『レバレッジ・リーディング〜100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ』 本田直之 著 (東洋経済新報社
 40/39-42頁「本は自腹を切って購入せよ」より
 初版:2006年12月14日
[本の情報を見る][Amazonで購入][本田直之の本]

****************************

 これはまったくそのとおりだと、わたしも思います。
 本は貸し借りするものではないし、特にビジネス書は「読むもの」ではなくて「使うもの」だと。

 本を貸して返ってこなかったり、失くしたのでしょう、新品で返されたりしてがっかりしてしまったことがありますが、これは貸してくれと言われて安易に貸してしまった自分がわるかったなーと思うようにしています……^^;

 自分のそのときの心情で線を引いたり書き込んだりした本は、世界にふたつとない、たったひとつの財産ですからね。

「本を貸してほしい」というお願い自体が非常識なお願いなのかもしれません。
 だれかがおもしろそうな本を持っていたり、ためになる本を教えてもらったりしたときには、借りることをお願いするよりも、タイトルや著者名などをメモして、あとで自分で買って読む、というのがいいですね。

 また、アマゾンモバイルでは、本のバーコードを携帯電話のカメラで読み取って、すぐに購入できるサービスもあるそうですよ♪(詳しくはこちら


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【2007/03/24 22:36】 | よりよい仕事をするために | トラックバック(0) | コメント(11)
肯定的に見るか、否定的に見るか。
挑戦意欲のない問題意識に価値はない。

――出版社勤務時代のわたし(大川内)の手帳の走り書きより(2003年ごろ)

****************************

 物事を見るときに、
・肯定的に見る人・・・いいところ、つまり伸ばすべきところを見る人
・否定的に見る人・・・わるいところ、つまり解決すべき問題点を見る人
 とがいます。

 どちらも必要な姿勢です。
 できれば、どちらもバランスよく身に付けておきたい態度です。
 もしくは、自分がどちらが得意かを見極め、そして自分と反対の性質を持ったパートナーを身近に持つといいでしょう。

 ただし注意しなければならないのは、物事やまわりの人などについて「いいところ」「わるいところ」を見つけたその後です。

 その発見を何に活かそうともせず、何の行動にも結び付けない。

 それでは、ともすれば前者(肯定的)は、ただの能天気になってしまいかねません。
 後者(否定的)に至っては、非建設的な、ただの愚痴・悪口です。

 何の生産性もありません。


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【2007/03/14 23:27】 | よりよい仕事をするために | トラックバック(0) | コメント(3)
人を評価するときに忘れたくないこと

天は二物を与えずと言うが、
その裏を返せば、一物は必ず与えられているということ。
その一物をいかんなく発揮することができれば
必ずナンバーワン、オンリーワンになれます。

(優秀な社員の評価基準は)
その一物を発揮するために、
仕事を自分のホームグラウンドに引っ張ってきている人。

伝聞元:
堀場製作所の創業者 堀場雅夫氏のお言葉
[堀場雅夫氏のご著書はこちら!]

****************************

 成果主義の日本への導入。

 わたしは基本的に反対はしていないのですが、
ただ日本において、なにが弊害かというと、たとえば、

・評価する立場の人間の「評価する能力」
・評価する立場の人間と、評価される立場の人間とのあいだには価値観の相違がある。(団塊世代と団塊ジュニア世代の価値観のギャップもひとつ)
 その価値観のギャップが、評価基準にも反映されてしまうことが、おおいにある。

 といったことだと考えています。


 引用させていただいた堀場氏のお言葉を聞いたときに、わたしは「うん、そうだそうだ。環境は、ある程度の年齢にもなれば、与えられるものではなく、自ら作り出すもの」と思いました。

 でも同時に、そんな自分に疑問を投げかける自分もいたのです。

「そうやってうなずけるのは、たとえば、大川内麻里自身に、自分は一物を発揮するための努力をしてきたという自負、仕事を自分のホームグラウンドに引っ張ってくる努力をしたという自負、そしてそうすることができたという自負があるからでしょう?

 でも世のなかには、“仕事を自分のホームグラウンドに引っ張ってくることなんてできるわけがない”って思っている人もたくさんいるよ。
 むしろ、そのほうが圧倒的大多数。

 自分のできたことを多くの人も当然できるものだと思い込んでいたり、“できるわけない”という人を、甘えだ努力不足だとか、できるわけないと思っているからできないんだとか、できるわけないと思うまえにやってみればいいのにとか思うのは、ちょっと厳しすぎるのでは?」と。

 つまり堀場氏のお言葉は「わかるひとにはわかる。けど、わからないひとにはわからない言葉だ」と思ったわけですが、わたしはたまたま「わかる」部類の人間で、でもおそらくこれは少数派なんだろうなと思ったんですね。

(まぁそれでもわたしの表面的ないまの立場だけを見て(その背景にあるものを見もせずに)、かつ「あなたは幸せでうらやましい。自分は不幸。世界で一番不幸」というような姿勢で、あぁだこうだと言われると、げんなりしてしまうこともあるわけですが^^;、そんなときは「相手には、わたしの背景を知る義務があるというわけでもないのだし、まー残念ですが仕方ありませんな」って思うだけです。そういう人ってもったいないなと思うけれど、そのもったいなく感じるのは、わたしの価値観ですしね^^)


 なんだかいろいろ書いてしまいましたが、

自分が評価する立場で、人を見るときには、
自分にできて当たりまえのことも、
もしかしたら相手には当たりまえではないかもしれない

 という視点、ある意味、自分を疑って見る視点を忘れずにいたい。そう思っています。


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テーマ:人事・雇用制度 - ジャンル:就職・お仕事

【2007/03/13 21:58】 | よりよい仕事をするために | トラックバック(0) | コメント(1)
感謝の達人になる

難が有って有難う。たとえそれが困難なことであっても
感謝できる人は大きいのです。


出典:
和田裕美のわだ庵/わくわく強運メルマガ 和田裕美 著 (ご著書
 「「ありがとう」をたくさん言えること」より
#和田裕美先生のブログ「和田裕美のわだ庵
#和田裕美先生のブログ「和田裕美のわくわく営業セミナー秘密現場日記

****************************

 以前に「成長スピードを5倍にする! 試練や逆境との向き合い方」で、
・試練すら楽しみ、逆境にこそ感謝する心を持つことができれば、かならずチャンスを味方にすることができる。
・試練こそチャンスのときだ。と、わたしは思う。
・試練に遭遇したときは、新たな試練を「いただいた」、試練に「恵まれた」、というべきではないだろうか。
 ということを書きました。

 和田裕美先生のおっしゃるように「ありがとう」という字を見てみると、たしかに「有難う」・・・「難が有って有難う」と読めますね。
 難が有ることに感謝をする、と。

 また「ありがとう」は、「有り難い」・・・有る(存在する)ことが難しい、非常にまれであるということから、その貴さに感謝するという意味も語源となっています。

 わたしの存じ上げている、社会的に成功されている方々(もっとも、そういった方々は、みなさん、たいていご自身のことを「成功者だ」とは考えていらっしゃらないものですが)や徳の高い方々は、「ありがとう」という言葉を常にお忘れになりません。

 どんなに小さなことにでも、どんな相手にでも、「ありがとう」の言葉と思いを贈ることができる。

 そんなひとこそが、たくさんのひとたちに求められ、かえって「ありがとう」と感謝されるような仕事や生き方をすることができるのです。
 そしてそれは、自然とお金だったり、やりがいやいきがい、社会的評価などにつながっていきます。

「ありがとう」は、かならず「ありがとう」になって返ってくるものなのです。


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【2007/03/04 20:48】 | よりよい仕事をするために | トラックバック(0) | コメント(3)
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大川内 麻里

Mari Okawauchi
1977年12月23日生まれ。29歳。東京都在住。福岡県出身。
☆職業:
・著述家、編集者、出版/イベントプロデューサー
naked heart代表
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☆好きなこと:
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